京都市伏見区の電子部品工場の空調機器入れ替えと室外機移設工事を行いました。

今回の工事は工場ではなく、3階建オフィスビルの空調機器の入れ替えと室外機の移設工事です。

経年による機器故障機体の入れ替えとあわせ、一気に施工を行いました。

室外機設置場所の見直し

こちらのオフィスでは３階建ビルの屋上に、1階から3階まで各フロアで稼働している空調設備の室外機が設置されていましたが、屋上にビル内からあがれないためメンテナンスができない状態です。

今回、3階の空調が壊れたためメインはこちらの入れ替え工事ですが、同時に、稼働中の空調機器の室外機も屋上から地上に下ろす作業となります。

建物内から屋上へ直接アクセスできないため・・・

屋上の室外機を搬出するのですが、こちらのビルは屋上へのアクセスが建物内からできない構造になっています。とはいえ、屋上に行かなければ撤去作業ができません。

そのため屋上へアクセスするために足場を立てて屋上へ登ります。屋上へ登ってしまえば室外機との配管のバラしなどの作業は通常と同じですので、作業はスムーズに進みます。

バラし作業はスムーズですが、いざ撤去した室外機を地上に下ろさなければいけません。登る時に使用した人用の足場を使って人力で下ろすことは現実的に難しいため、屋上からの撤去にはレッカー車を使用し、屋根からクレーンで吊りおろしました。

メンテナンスも地上なら安心

故障した空調機器の入れ替えは、撤去が大掛かりになりましたが無事完了です。

故障していた空調機器の入れ替えと同時に、屋上から地上におろした1、2階の空調室外機の設置を行います。

入れ替え、室外機移設と都合3台の工事ですが、今回室外機は全て地上へ設置となります。地上であればいざというときにメンテナンスや、次の入れ替え工事でも作業がスムーズに行えますし、屋上への重量物設置を取り除いたことで、建物への負担も軽減されます。

オフィスビルでは今回のように室外機を屋上に設置されているところも多くあると思いますが、設置したは良いが入れ替えのための作業アクセスが難しいビルも存在します。

当社ではユニック、レッカーなど、状況に応じて最適な手段で効率的に工事を行なっておりますので、移設のご相談もお気軽に小林設備までご連絡ください。