京都市内西京区の子ども園の空調機器の入れ替えを行いました。

人の出入りや居住空間に適した機器設置

今回設置を依頼頂いた部屋は、子どもたちが過ごす部屋となります。やはり昨今の気候変動による猛暑で空調が必要になったことがご依頼の理由です。

もともと別の位置に設置されていた空調機器がありましたが、使用環境、使用状況、気候変化などにともない、効いてほしいところの空調が不十分であるとのことでした。

お子様がお食事をしたり、遊んだりするメインの部屋に馴染むよう、シンプルなオフホワイトの機器を選定しています。

空調機器の効率を考慮して換気システムを設置

また、2階の大きな部屋には壁掛けタイプの空調が設置されていましたが、どうしても風向きの対応が片道になりがちで、効いている場所と効いていない場所が生じてしまいます。

天井カセット型の設置でも良いのですが、現存する機器も十分稼働しているため、空気の流れ＝通り道をつくることで改善を試みました。

空調の風が届きにくい対角線エリアに換気システムを設置し、吸気ポイントをつくります。すると、既存の壁掛け空調からでている冷暖房の空気が直線に進むのではなく、部屋を対角線に縦断する空気の流れを確保できます。これにより、大掛かりな空調機器交換を行うことなく、部屋の環境を改善することが可能となりました。

現状よりハイパワーの空調機器に入れ替えることは、空調機器の負担を軽減し小さなパワーでの駆動を可能にするため省エネにも貢献しますが、空調機器そのものの交換以外でも工夫次第で居住環境の改善は可能です。小林設備ではまず現場を拝見し、いくつかの選択肢をご提案しておりますので、お気軽に小林設備へお問い合わせください。