京都市内西京区の子ども園の空調機器の入れ替えを行いました。

ガスヒーポンからの変更。

経年による空調機器更新です。従来設置されていた空調機器にはガスヒーポンタイプが設置されておりました。ガスヒーポンは個別メンテナンスができないため、光熱費と使用状況を総合的に判断し、空調機器個別での更新が可能な電気空調に変更となりました。

現在の電気空調機器の消費電力省エネ化が進んでおり、個別使用が多い状況とメンテナンス費用を考慮すると、電気空調は柔軟な対応が可能です。

子ども園は様々な用途が存在し、且つ使用頻度、使用状況もお部屋によって日々変わってきます。当然、機器の経年劣化も個体差が生じやすい環境でもあるため、将来的な更新に対し柔軟な個別対応が可能となる電気空調機器への変更となりました。

みんなで遊ぶ部屋や、お迎えの親御さんも入室されるパブリックスペースには天井カセットタイプを設置しました。シンプルに部屋に馴染むよう、天井に合わせたオフホワイトの機器を選定しています。

お昼寝をするお部屋となる和室はスペースも広くとられておりますが、天井の構造上天井カセットではなく、壁掛けタイプを選定しています。

こちらの壁掛けタイプは、広いお部屋でも十分に空調が効くように部屋面積に合わせた容量の機器を設置しています。壁掛けタイプとはいえパワーは十分、加えて最新機器は風量、風向きなどを効率的に稼働させることで居住環境の快適さと省エネを両立するモデルが登場しており、設置場所や用途によって選定の幅が広がっています。

お子さまが過ごす場所だからこそ換気にも考慮

コロナやインフルエンザはもちろん、お子さまの体調はとても敏感ですので換気システムはとても重要な要素です。こちらの子ども園では、通常の換気システムの稼働で生じる室温低下、室温上昇をおさえる換気システムを導入しています。空調機器との連動により、快適な室内環境を維持しながら換気を行うことが可能となっています。

そこで過ごされる方、用途、使用環境など10の現場には10の最適解が存在します。弊社ではお客様の使用環境をお伺いし、それぞれの環境に最適な機器選定を行い、その理由をしっかりとご説明させて施工を行っております。空調機器の更新、入れ替えは使用環境を見直す良いタイミングです。現在の使用状況に合わせた空調機器の設置は、お気軽に小林設備へお問い合わせください。