先月もここ京都先斗町で空調機器の入れ替えを行いましたが、今月も引き続き先斗町で設置工事を行いました。

先斗町は京の風情あふれる観光スポットでもあり、同時に地元市民にも親しまれている歴史のある花街です。

京町家を改装した店内フロア天井に設置された空調が故障したため、今回入れ替えとなりました。

狭い路地を利用して人力で室外機を設置

先斗町はご存じの方も多いかと思いますが、車両が入ることができる場所は限られています。お店の前の道は歩行者が行き交うだけの道幅しかなく、建物もお隣と近接して立ち並んでいます。

室外機は地面に設置ではなく、軒上に設置することが基本となっており、今回の設置場所も同様です。

軒上に設置されている室外機を取り外し、新しい室外機をもとの位置に設置する作業は車が入れないため、ユニック車を利用してクレーンで吊り上げるといったことは不可能です。したがって今回は梯子を利用して、すべて人力での作業となりました。

上の写真は室外機を設置するために梯子をかける通路です。お隣のお店の通路をお借りして工事を行います。

飲食店が軒を連ねている先斗町ですので、人力とはいえ工事は迅速に行う必要がありますが、お隣のご協力もあり、無事軒上に新しい室外機が設置されました。

工事作業は段取りが9割

飲食店のような営業時間外でを利用して速やかに工事を完了するためには、ひとつひとつの作業の精度やスピードが必要になりますが、それ以上に事前の段取りと準備がその施工の品質を決めるといえます。

事前に現場をチェックし、必要な道具や人手を準備し、周辺の方々に工事を行うことを事前にご説明してご理解をいただく、当たり前のことですが当たり前のことほど大切です。

設置時間や場所に制限のある飲食店も多く行なっておりますので、急な故障でどうしよう・・・といった時は、お気軽に小林設備へお問い合わせください。